今週の月曜日は祝日だったが、〈一冊!取引所〉に登録をしたり、『ジャーナリングの教科書』のスケジュール表をつくり直したりした。
その『ジャーナリング』のスケジュールによれば、来週中(10月23日)に全ページの初校が出校していなければならない。すでに9割以上のページは出来ているので、『ジャーナリング』の作業に集中できるなら問題はないが、あいにく他出版社の書籍制作も同時に進めており、非常に危うい進行となる。他社書籍のほうも、あと残すところ最後の章のみで、(コラムなどの細かいページはあるが)こちらも来週にクライマックスを迎える。
会社を存続させるためには、書籍をつくるだけでは不可能であることがわかった。制作費を回収できないからだ。
そこで来期は、自社が制作費を出さない事業に力を入れたいと思う。これは設立当初の思惑とは異なるが、「逃げ」「後退」とはとらえず、会社を存続もしくは発展させることを優先する。
まずは、いま取り組んでいるような委託事業の比重を上げていくことにする。
さらに、制作費用をクライアントに負担してもらうサービスを開発する。現在、2つのサービスを構想している。
ひとつは〈MIZUNOZINE〉と仮に呼んでいるもの。自費出版/企業出版に似ているが、違いは制作するものがZINEであること、文章を書くのは自社(私)であることだ。書籍が読まれなくなっている昨今、ZINEなら読んでもらえるのではないか、という期待のもとに行なう。クライアントには「読まれない書籍より、読まれるZINEを」といった価値を提供することになる。
もうひとつは、〈瑞乃編集仕立室〉(仮)と名付けたもの。90分ほどクライアントから聞き取りを行ない、その人が持つ知見が読み手にどのような価値ある情報を提供できるかを見極め、〈仕立書〉と呼ぶドキュメントにまとめる。書籍制作でいえば、著者にヒヤリングをする要領だが、書籍制作は前提とせず、制作プロセスの一部を切り出してサービス化したものになる。クライアントには、〈仕立書〉を情報発信などに役立ててもらうという寸法だ。
以上の3つの施策で、来期の事業の安定化を図りたい。もちろん、現在企画開発中の書籍制作も同時並行で進めていく。
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