ZINEフェス東京に出展する準備として、ZINE『ひとり出版社〈瑞乃書房〉の舞台裏1』に、『パラレルワーカーの教科書』のチラシを挟み込むつもりだ。先週、印刷されたチラシが届いた。「パラレルワーカー・ナビ」のサイトや立ち読み版にアクセスできるQRコードもついている。少しは『パラレルワーカー』の売上につながればよいのだが。
今週も、ひたすら他出版社の書籍制作に没頭する。本文を執筆しつつマンガの構成も考えなければいけないため、高い創造力・集中力が要求される。そのため、1日6ページつくるのがやっとだ。1週間でおおよそ1章分。全8章だから8週間かかることになる。スケジュールはギリギリで、どこかで歯車が狂えば、すべてが破綻する。まさに綱渡りの仕事だ。
いわゆる企業出版(クライアント企業に費用を負担してもらって書籍をつくる)には興味がなかったが、「ZINEをつくるのはどうか?」とひらめいたら、にわかに興味がわいてきた。数百万円という大枚をはたいて書籍をつくっても、大手出版社ならいちおう書店には並ぶかもしれないが、読んでもらえるかわからない。書籍を読む人が減っているからだ。一方、ZINEであれば、ふだん本を読まない人にも目を通してもらえるのではないか。まちがっても数百万円などという大金は必要ない。「読まれない書籍より、読まれるZINEを」。というわけで、いま事業内容を煮詰めている。
出版社の設立当初より、販売管理システムをどうするかがずっと課題だった。システム会社の人と面談したり、安価なシステムのトライアルを試したりしたが、決定打が出ない。しかし先日、スマホアプリを開発してもらうエンジニアに相談したところ、販売管理システムもAIを活用してつくれるという。先週はその打ち合わせをした。そもそも、まだ1点目を出版したばかりで、どのようなシステムにすればいいか(どんな仕様にすればいいか)明確でないのだが、使いながらカスタマイズすることも可能で、ここへきて長年の課題が解決しつつある。うまく運用できるようなら、小社と同じような小出版社や、経理作業に追われる個人作家などにもシステムを売れるかもしれない。
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