今週は、クライアント(他出版社)と自社の書籍制作に勤しんだ。
自社のほうは、著者の書いた原稿を整理しつつ、図版の編集も行なっている。図版は手書きでラフコンテを描く必要があり、そのための用紙を自作してみた。といっても、サラリーマン(編プロ勤務)時代にコンテ用紙をみずからつくっており、それを流用しているだけだが、今回のポイントは、会社のロゴを入れたところ1。これにより、グッとプロっぽい雰囲気が醸し出される(気がする)。
じつは数週間前の話になるが、著者と「業務委託契約」を締結した。これは、「出版契約」とは別に、書籍の制作開始時に著者の権利と責任を明確化するものだ。「出版契約」に準じて、著作権が著者にあることや内容の保証に責任を持つことなどを定めている。さらに、書籍の宣伝を目的に中間成果物(原稿など)をブログやSNS一般的公開する権利や、制作進行を遅滞させない努力義務など、弊社独自の規定も盛り込んでいる。
一人出版社とはいえ、コンプライアンスはしっかりしておきたいと考えている。
- ロゴのデータの色を勝手に変更してしまっているので、デザイナーさんに叱られるかも。内輪だけで使うものなのでお許しいただきたい。 ↩︎
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