今週も日替わりで書籍制作に励む。作業に没頭していれば、いつかは本が完成する——というのは、幸せなのかもしれない。
週の真ん中には健康診断があった。5月に予約して、やっと実施日がやってきたことになる。国民健康保険の検診では受けなかった大腸ガン検診(検便)をやってもらうことになった。そのため、事前に採便しなければならなかった。初体験であり、少なからず緊張を強いられた。精神に重圧がかかると、腸に影響が出てしまう体質なので、しっかり採便できるか、しばらく不安な日々を過ごした。本業に集中したいから、そんなことで気をもんでいる場合ではないのだが……。しかし、採便そのものはなんとかやり終えた。採った便は「冷暗所に保管せよ」とのことで、冷蔵庫に入れたのだが、これもなんだか心をざわめかせる状況だ。
検査当日、胃バリウム検査も行きがかり上うけることになった。じつはこれも初体験。かねてからアニメなどでその苦労を目の当たりにしており、やはり身を固くしてしまったが、胃を膨らませる発泡剤やバリウムを飲むことには苦痛を感じなかった。それよりも乗っている検査台が“轟音”ともに動くことに恐怖をおぼえた——終わってしまえば「遊園地のアトラクションのようだ」とも思えたのだが……。
胃バリウム検査は検査項目にあることを知らず、朝から水を多めに飲んでいたため(尿検査対策のつもりだった)、その点を検査員に突かれて動揺したりもした(ほんとうは控えなければいけなかったらしい)。ただ、この時期に水を飲めないのだとしたら辛いものがある。
前回は、肺のレントゲン検査で黒い影が見つかったが、今回も何かしら“異状”があるのだろうか……。1
- 昨年は、黒い影が見つかったと連絡があり、後日くわしく検査したのだが、とくに異状は見当たらなかった。血管が肺と重なり、そこが黒く見えたりすることもあるそうだ。 ↩︎
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