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瑞乃書房の本

AIにつくれない、本

今週は、クライアント(他出版社)と自社の書籍制作に勤しんだ……と、先週とまったく同じ書き出し。

クライアントのほうは校正作業で、締め切りまでの時間が短かったので、かなり集中力を必要とした。難易度の高い作業ではないが、本まるまる一冊分の校正となると、やはり作業量は少なくない。

自社のほうは、著者の原稿を整理しつつ、図解の構成をおこなう。「AIにつくれない本」を密かにめざしており、そのためになるべく著者の原稿の“持ち味”を活かしたい。一方で、読者にわかりやすく伝えるためには、多かれ少なかれ修正は必要で、そのバランスをとるのはデリケートな作業だ。

図解の構成もAIにはできない仕事といえる1。その証拠に、核心となる作業は紙(ノート)と鉛筆を使っている。

また、手を動かすことには生理的な快楽があり、創造的な営みには満足感や達成感も味わえる。これこそが書籍制作の醍醐味といえるだろう。

  1. 将来的にはAIで生成できるようになるのかもしれないが。 ↩︎

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