法人番号登録完了のお知らせが郵便で届いた。法務局で申請時に告げられた日よりだいぶ早い。本人より前に銀行が知ったのだろう、口座開設を勧めるハガキも一緒に送られてきていた。
弁護士のもとを訪れ、顧問契約の相談をする。一人会社だからとってコンプライアンスをなおざりにしたくないと思ったのだ。無名の著者に寄り添いながら本づくりを行なうことを出版理念にしており、権利関係も文書で明確にしておきたい、という考えもある。また、この激動の時代、一人出版社が生き残るには、革新的な販促やプロモーションが必要になるだろう。弁護士から法的アドバイスを受けながら施策を進めていきたい。
ファクシミリを導入するため、番号を追加する手続きをする。インターネットの会社なのに、なぜかサイトから申し込めない。しぶしぶ電話をする。その窓口もひとつしかなく、午前中に20分ほどかけつづけてもつながらない。同じ日の午後に15分ほど再挑戦してやっと手続きができた。サイトから受け付けず、番号もひとつだけなのは、会社側にはなにか合理的な理由があるかもしれないが、ユーザーとしては不便極まりない。
エプソンの複合機が届く。キヤノンの家庭用複合機が稼働しており問題なく作動するが、ファクシミリが付いていない。出版社にファクシミリは必須(らしい)。ちなみに、パナソニックの「おたっくす」(ファクシミリ付き電話)も使っているのだが、パソコンで送受信したいのと、校正紙を大量に印刷することを考えて、新たに導入した次第だ。
一人出版社設立のあいさつを各所に送る。「だれにも見向きもされないだろう」と思っていたが、多くの方から励ましのご返信をいただき、嬉しいかぎり。
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